相模女子大学高等部吹奏楽部は10月10日、札幌コンサートホールKitara(北海道)で行われた「第21回東日本学校吹奏楽大会」に2018年度以来2度目の出場を果たし金賞を受賞した。
同部の佐藤果奈部長は「初めてのホールでいつもと違った動きになってしまい、セッティングや音響の違和感などがあって良い演奏ができなかった」と話し、金賞を受賞できるとは思えなかったと振り返る。副部長を務める茂木真実佳さんは「納得のいく演奏ではなかったので、金賞と聞いた時は驚きを隠せなかった」と喜びを表した。
さらに後日、金賞の中でも1番だったことを知らされた部員たちは喜びを爆発させたという。副部長の倉橋玲利さんは「私は受験の時期が早く部活に出られる時間が少ない中、みんなに支えてもらい受験と両立することができた。みんなに感謝しないといけない」と仲間への感謝を表した。講師の関井うららさんは「今の3年生は1年生の時に悔しい結果を経験していたので大会にかける思いは強かった。心の強さがこの結果を生んだのでは」と話した。