本村賢太郎相模原市長(52)は1月6日の定例記者会見で、任期満了に伴い、4月9日投開票で行われる予定の市長選挙に立候補することを表明した。=1月6日起稿
本村氏は「次の4年間、本当に自分の人生を賭けてやれるのか、と自問自答の末、道半ばの施策を自分の手で、と考え2期目に挑戦する決意をした」と語った。
再選に向けての政策については、これから取りまとめるとしながらも、「『子育て・教育・まちづくり』に特化した政策提言を作っていきたい」と意欲を示した。また政策発表に合わせて、1期目の4年間を第三者機関に客観的目線で評価してもらい、有権者に提示したいとも語った。
政党からの推薦については「対抗馬にもよるが」と前置きした上で、特定の一政党ではなく複数政党からの推薦を模索し、難しい場合は完全無所属で選挙戦に臨むとした。
本村氏は麻溝台高校、青山学院大学を卒業。民間企業に勤務後、藤井裕久衆議院議員の秘書を経て2003年に神奈川県議選に出馬し初当選。2期目途中の09年に衆院選に挑み初当選。3期目の19年1月に相模原市長選への出馬を表明。同年4月、当時の現職などを破り初当選を果たした。
市長選には緑区在住で、東京都立大学教授の野元弘幸氏(61)が昨年7月に立候補を表明しており、本村氏が2人目。