次期衆院選へ向け、新設の神奈川第20区(相模原市南区・座間市)の立候補予定者の顔ぶれがそろいつつある(7月21日起稿)。
自民・甘利氏
自由民主党は前幹事長で現職の甘利明氏(73)を擁立する。
甘利氏は、1996年から大和市などの神奈川13区を地盤とし自民党公認で当選を重ねてきた。一昨年の衆院選は立憲民主党の新人に敗れ比例復活で当選を果たした。
立民・大塚氏
立憲民主党は社会福祉法人常務理事で新人の大塚小百合氏(43)を擁立する。
大塚氏は、相模原市内の特別養護老人ホームの施設長として、10年以上にわたり地域福祉と向き合ってきた。現在は相模原市高齢者福祉施設協議会副会長なども務める。
維新・金子氏
日本維新の会は元参院議員で新人の金子洋一氏(61)を擁立する。
金子氏は、経済企画庁(現内閣府、消費者庁)などを経て09年、参議院議員に初当選。「日銀による大胆な金融緩和」や消費増税を止めた「景気条項」を提案した。
一方、日本共産党(神奈川県委員会)は「擁立するしないを含めて現在調整している段階」、参政党(神奈川支部)は検討中としている。