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集音器にステレオ開発の技術駆使 県で受賞 アナログ回路を採用
エース・E&L(麻溝台)では軽度から高度の難聴者まで対応した集音器『Choju(聴寿)』を開発・販売している。
同社の津田博通社長が掲げる目標は「聴こえを改善して、認知症を予防すること」。Chojuは電子機器開発設計を行う親会社の技術者と70、80代のステレオ開発経験者の知識を駆使して完成させた。
最大の特徴は、デジタル回路が現在の主流の中「アナログ回路」を採用していること。津田社長は「人の声はアナログ。音をデジタル変換・処理をしない分、音の遅れがない」と利点を語る。2017年には「人の役に立つ商品」として、神奈川工業技術開発大賞奨励賞を受賞している。
102歳も使える
「使いこなせなかった」と補聴器の使用をあきらめる人も多いのでは。
Chojuは使用者に寄り添った「使い勝手の良い集音器」で【1】音量【2】左右の聴こえ【3】高低音の聴こえを、自分の聴こえ方に合わせて調節できる。説明書を読み使いこなした102歳の使用者もいたそう。24時間電話対応・土日訪問で使い方のフォローもあり安心だ。
津田社長は「音量を少しずつ下げる訓練をし、聴こえが改善した人もいる。難聴は認知症リスクを高めるためChojuで声の刺激を脳へ与えることが重要」と語る。
価格は5万5千円(2週間お試し無料)。お試し期間中も使用方法のフォローあり。
■株式会社エース・E&L/相模原市南区麻溝台6の9の9/【電話】042・740・8111(平日9時〜17時)
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こどもタウンニュースさがみはら版9月30日 |
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