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｢『修理必要』騙されないで｣ 地元工務店で相見積もりを
国家資格２級建築施工管理技士の青山さんと山本さんが現場監督を務める
東京都多摩地区で壊れていない屋根に対し「修理工事が必要」と嘘をつき、金銭をだまし取ろうとした男が逮捕された。
無料点検をうたい屋根に上がり、不安を煽り契約を迫る悪質な点検商法が後を絶たない。高齢者を狙ったケースが多いという。「もちろん地元業者ではありません。地域を定めて一斉に営業をかけてきます。ピンポン営業に応じない、屋根に上がらせない、その場で契約をしないことが一番の対策です」と注意を促すのは、（株）翔工務店の中山正太郎社長だ。
有資格者が診断
同社は地元に密着15年、注文住宅やリフォームなどを手掛けている。「かかりつけ工務店」を掲げ、小さな困りごともきめ細かく対応する。
同社の屋根診断は有資格者が木部の腐りや板の張替えが必要ないかを丁寧に確認。損害保険会社からの依頼を含め、診断件数は月20件に上る。他社の見立てを確かめる「セカンドオピニオン」の依頼も多い。
中山社長は「『近くの現場から見た』と言って訪れ『大幅な値引き』をうたい当日契約を迫る業者は特に要注意です。お困りのときはお気軽にご相談ください」と話す。
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