39歳で認知症を発症した丹野智文さんの実話をもとにした映画「オレンジ・ランプ」の上映会が9月21日(土)、相武台団地自治会館で行われる。参加費500円。
この上映会を企画したのは同団地に住む笹本二郎さんと工藤澄雄さん=人物風土記で紹介。2人は今年3月に産業会館で上映された同作品を鑑賞。「ぜひ団地でもやろう」と即決した。
工藤さんは「丹野さんがどのように症状に気が付き、葛藤し、問題を解決していくのかが描かれている。認知症の早期発見や医療機関、相談機関につなげる仕組みづくりの機運が高まれば」と期待する。
笹本さんは「39歳という若さで驚いた。自分も、子ども達もなる可能性がある」と語る。さらに「丹野さんはiPad1つで国内外を1人で行動している。『認知症=もうダメ』っていうイメージはこの作品を見てなくなった」と感想を話した。
午前9時30分と午後1時30分の2回上映。各回定員50人。申し込みは笹本さん【電話】090・4452・7617。