神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら南区版 公開:2024年10月31日 エリアトップへ

日本画家大貫博さん 足跡たどる、追悼展 11月1日から 市民ギャラリー

文化

公開:2024年10月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
大島の清岩寺に飾られた作品の前で晴子さん
大島の清岩寺に飾られた作品の前で晴子さん

 日本画家として生涯、作品を描き続け、現代美術家協会(現展)の代表も務めた大貫博さん(享年72・大島出身)の追悼展が相模原市民ギャラリーで開催される。仏画や抽象画を多く手掛けた大貫さんについて妻の晴子さんに話を聞いた。

仏画との出会い

 大貫さんは1949年生まれ、日本大学芸術学部卒。1974年の東京都美術館霹靂展入賞後、東京展優秀賞や現展賞など数々の賞を受賞。2011年からは亡くなるまで現展代表も務めた。

 デザインを学んでいた頃、大貫さんは日本画家・狩野芳崖の作品「慈悲観音像」と出会い、大きな影響を受ける。以降、独学で仏画を描くようになった。「仏画師と言われることや宗派を聞かれたりするのが本人は嫌だったようですよ」と晴子さんは言う。

 もともと、大沢小、大沢中の同級生だった晴子さん。「子どもの頃から絵がうまかったですね」と懐かしむ。今回の追悼展に際し「こういう画家が地元に居たんだと、少しでも多くの人に知って欲しい」と語った。

「創造の足跡」

 「大貫博追悼展―創造の足跡―」が11月1日(金)から5日(火)まで市民ギャラリー(相模原駅ビル内)で開催される。10時から19時(最終日15時)。(問)大貫さん【携帯電話】090・4529・9278。

さがみはら南区版のローカルニュース最新6

リユース箱設置

相模原市

リユース箱設置

ブックオフと連携

11月21日

街かどで相談

街かどで相談

広報月間に合わせ

11月21日

小学生も雄弁を披露

演説大会

小学生も雄弁を披露

11月30日 杜のホールはしもと

11月21日

北里柴三郎を知る

淵野辺の茶室 解体免れる

「茶道文化残したい」

淵野辺の茶室 解体免れる

講師の熱い思いで存続に

11月21日

介護を考える

12月1日

介護を考える

相模大野

11月21日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook