女子サッカー・プレナスなでしこリーグ2部で優勝し、来季から1部リーグに昇格する「ノジマステラ神奈川相模原」の報告会が2日、相模原市役所で開かれた。会場となったロビーにはユニホームに身を包んだサポーターや市民ら200人が訪れ、優勝を祝福した。
参加したのは山内渉代表取締役、菅野将晃監督、所属選手とコーチら26人。菅野監督は「2014年に相模原市のホームタウンチームに認定いただいてから、長いようなあっという間だったような気持ちがする。市民の皆さんには感謝の気持ちでいっぱい。来季はより大きな舞台で、皆様と喜べるシーズンにしたい」と謝辞を述べた。続いてリーグ最優秀選手に輝いた尾山沙希主将をはじめ選手、コーチ全員があいさつ。会場から大きな拍手を浴びた。
加山俊夫市長は、同チームがホームグラウンドとして使用している相模原ギオンスタジアムにふれ、「選手たちには良い環境で試合をしてもらいたい。そのためにも来年度にはナイター設備を整備したい」と約束。また相模総合補給廠共同使用区域内に計画しているスポーツ・レクリエーションゾーンの整備にも言及し、「公式試合が行えるサッカー場も整備して、サポートしていく」と力強く語った。
市によるとナイター設備に対する事業費は10億円程度と試算。12月議会の補正予算に盛り込む予定で、議会の承認が得られれば来年度中に着工する。供用開始は平成30年4月からをめざしている。
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