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緑区イメキャラ 高まる「ミウル」人気 区の意識高揚に一役

公開:2012年11月8日

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子どもたちに囲まれるミウル
子どもたちに囲まれるミウル

 緑区のイメージキャラクター「ミウル」の人気が区内で高まりを見せている。区内のイベントに引っ張りだこのほか、10月28日に行われた藤野ふる里まつりでは、そのキャラクターに着目した地元の創作音楽家によるテーマ曲まで製作、披露された。誕生からもうすぐ1年が経とうとする中、区民に区の意識を根付かせる役目を担いつつあるようだ。

 緑区魅力づくり事業実行委員会(八木次夫委員長)が公募を行い、キャラクターデザイン、愛称が昨年2月に決定した「ミウル」。緑区のシンボルマークをイメージしたデザインの癒し系キャラクターで、区内外に緑区の魅力を発信していくことを目的に誕生した”ゆるキャラ”だ。

 ミウルは、誕生以来、区内のイベントに多数参加している。日によっては、一日3件”はしご”することもあるという。そうした中、10月28日に行われた藤野ふる里まつりにも参加。地元を中心に創作音楽活動を行うガイネさん(藤野在住)によって作詞作曲されたミウルのテーマ曲『この地球を潤す』が披露された。ガイネさんは「可愛いキャラクターで、前々から作りたいと思っていた。『緑区から潤す』という外に発信するキャラクターテーマが僕の想いと一致した」と製作した経緯をそう話す。

子どもから大人まで着実に知名度UP

 これまでにミウルに参加依頼をしたイベントの主催者は「姿が可愛いミウルは子どもたちに人気。実際に登場すると歓声がすごい」とその人気ぶりを話す。イベント以外にも、保育園や幼稚園の催しにも参加する。実行委員会によると「子どもたちから一斉に『ミウル〜』と呼んでもらって驚いた。知名度があがってきたなと思った」と話す。子どもだけでなく、大人の女性からも会場で囲まれることもあると言い、区民にもその存在は浸透しつつあるようだ。

 実行委員会では現在、区内の企業との協働でキーホルダー、ストラップなどのグッズや商品も開発、販売するなど、ミウルを応援する機運も高まっている。

 「こうして人気が出てきたのは嬉しい。まだ区の意識が薄い人も多い中で、ミウルが区全体をつなげる役目を担えたら」と期待する。当初の目的通り、ミウルは緑区の顔になりつつある。
 

「共にささえあい 生きる社会」

相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html

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