神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

強い法政の復活を願って 野球の名将・五明公男教授が最終講義

公開:2014年3月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
200人超を前に熱弁をふるう五明教授
200人超を前に熱弁をふるう五明教授

 ソチ五輪に現役学生2選手を輩出した法政大学スポーツ健康学部(多摩キャンパス/町田市相原町)。同学部で教壇に立ち、監督として同大野球部の黄金時代を築いた五明公男教授が3月末で定年を迎えるにあたり、3月1日に同大多摩キャンパスで最終講義を行った。

 五明教授は、法政二在学時に後にプロ野球・巨人軍でV9メンバーとして活躍した柴田勲氏らと共に選手として甲子園優勝を経験。大学進学後も同大野球部で活躍し、27歳の時に同大野球部の監督に。”昭和の怪物”こと江川卓氏を指導し、黄金時代を築きあげた名将として名高い。今もなお、師事する野球関係者は多い。野球部監督退任後も同大で教鞭をふるい、2009年に設立されたスポーツ健康学部の立ち上げに尽力。3月末で定年を迎え、43年の教員生活を終えることとなった。

 この日は、教授の最終講義を聞こうと、学生だけでなく、大学関係者や野球部OB会、野球関係者ら200人超が駆け付けた。その数に自身が驚きながらも「わが願い〜強い法政スポーツの復活を」をテーマに熱弁。自身の経験を踏まえ、熱く、時にはユーモアを交えながら、学生に対しては「夢は大きく、努力は地道に」、指導者には「学生に対して温かい心を持つこと」、チームとして「大きな目標を持つこと」などを説いた。「43年溜まっていたものを最後にはき出せた。最近の”法政スポーツ”は元気がない。ソフト・ハード面と全面的なバックアップ体制で強い法政、チャンピオン復活を願っています」とエールを送り、大きな拍手で見送られる中、教壇を降りた。



(写真右から)お祝いに駆け付けた日大三・小倉全由監督、五明教授、柴田勲氏、日本人初のメジャーリーガー・村上雅則氏
(写真右から)お祝いに駆け付けた日大三・小倉全由監督、五明教授、柴田勲氏、日本人初のメジャーリーガー・村上雅則氏

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

相模原市で依存症を考える「アディクションカンファレンス」開催

参加費無料

相模原市で依存症を考える「アディクションカンファレンス」開催

5月11日、杜のホールはしもと

4月18日

具体的な目標が結果に

R(ロータリー)クラブ

具体的な目標が結果に

記念講演で尾花氏が熱弁

4月18日

市民農園で土と触れ合う

平和つなぐ地域メーデー

平和つなぐ地域メーデー

26日 橋本公園で

4月17日

サウンドアート作品が入賞

相模原市出身倉持さん

サウンドアート作品が入賞

やまなしメディア芸術アワード

4月17日

防災セットを寄贈

シティLC

防災セットを寄贈

創設20周年 蓄電池など

4月17日

あっとほーむデスク

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

入場無料

相模原市で誰でも創作に参加できるアート展

5月3日から5日、ユニコムプラザで

5月3日~5月5日

さがみはら緑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

さがみはら緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook