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医療レポート 「呼吸器疾患に対して地域連携を」 がん診療連携拠点病院として、院内連携でスムーズな治療も
「相模原協同病院」(相模原市緑区橋本2の8の18、高野靖悟病院長)は、県北・多摩エリアの総合病院として、長年にわたり地域中核病院の役割を担ってきた。
その同院の呼吸器内科診療部長に、10月から山本倫子医師が就任した。山本医師は15年にわたり呼吸器内科医として臨床に従事し、2012年から同院に勤務する。「全国的に呼吸器内科医が不足している中、当院では4名の医師が診療にあたり恵まれた環境にあると感じています」と話す。
同科では、肺がん、肺炎、肺気腫・慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患、アレルギーに関わる2次性呼吸器疾患、睡眠時無呼吸症候群などの診療にあたる他、慢性呼吸不全における在宅酸素療法、禁煙外来における禁煙教育指導なども行っている。また、がん診療連携拠点病院の呼吸器内科として、化学療法を中心としたがん治療にあたり、他科との連携を密に、他の治療法を組み合わせたスムーズな治療を行うことができるのも同科の特長だという。
今後は、周囲の呼吸器内科医不足を鑑み「入院が必要な場合は当院に相談して頂き、病状が安定している場合は開業医に通院して頂くといった地域連携も考えられそうだ」と話し、現在、北里大学病院と共に、他の市中病院や街の病院と連携をとれるシステムを模索中だ。「実現すればより地域医療支援病院として当院の果たせる役割も大きくなるのでは」と話している。
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