神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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国際言語学オリンピックに日本代表として出場し、銅メダルを受賞した 米山 維斗(ゆいと)さん 東橋本在住 18歳

公開:2017年9月21日

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溢れる才能で地元に貢献

 ○…今夏、アイルランドで開催された「国際言語学オリンピック」個人戦に日本代表として出場。世界29カ国から40チームが出場したこの大会に、初出場ながら見事銅メダルに輝いた。語学力による公平性を保つため、東南アジアやアフリカの少数民族など、使用している人口が少ない「未知の言語」を題材に、その言語に関する法則や特徴などを見つけ出して回答する、論理的な思考が試される暗号解読的要素の高い競技だ。「終わった時点で5問中2問は完璧に解けたので自信がありましたが、実際メダルが決まると喜びが込み上げました」と振り返る。

 ○…筑波大学付属駒場高等学校の3年生。小学校3年生の時に、分子の結合をテーマにしたカードゲームを考案。「化学は共通言語、世界中に広めたい」との夢を持ち、小学校6年生の時、ゲームの企画・開発・販売を行う「ケミストリー・クエスト株式会社」を起業した。現在は会社の発売するカードゲーム「ケミストリークエストシリーズ」が計12万5千部を超える大ヒット商品となっている。「受験があるので、あまり会社業務に携われていませんが、また時間がとれれば、何か面白いものを開発していきたいです」と目を輝かす。

 ○…高校では、山岳部、化学部、管弦楽団に所属。興味があることはすぐに取組み、勉学だけでなく多方面の分野に精通する。「11月には高校生活最後となる文化祭があります。学校全体が盛り上がるイベントなので全力で取り組みたいですね」

 ○…来年春に大学受験を控え、受験勉強に集中する日々が続く。「将来は大学の都市工学の分野に進み、交通システムを勉強したい」との明確な目標を持つ。先日は金原工業団地を中心とした、橋本から津久井地域をつなぐ交通網の整備と都市開発に関するレポートも完成させた。「高齢化が進む中、自分が生まれ育った緑区のために何か出来れば」と話してくれた。

「共にささえあい 生きる社会」

相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html

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