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相模原協同病院医療レポート QOLの維持・向上目指す大腸がん治療 腹腔鏡手術の専門家・日高医師が着任
「相模原協同病院」(相模原市緑区橋本2の8の18/高野靖悟病院長)は、長年にわたり地域中核病院の役割を担ってきた。
がん診療連携拠点病院である同院の外科では、良性・悪性疾患や緊急手術などに対応している。
この8月より、同科の部長に、日高英二医師が就任した。日高医師は、5年間がん研究会がん研究所病理部でがんの病理診断や研究に従事。その後、昭和大学横浜市北部病院消化器センターで主に大腸がんに対する外科治療、特に腹腔鏡手術を長きにわたり行ってきた。
「腹腔鏡手術は開腹手術と比較して傷が小さく、患者さんの負担が少ないのがメリットです。さらに腹腔鏡による拡大視野により精緻な手術が可能です」と日高医師。ほかにも、大腸がんで比較的局所再発率の高い進行下部直腸がんに対しては、術前に放射線治療を併用することで再発率を抑制。また、通常であれば永久人工肛門となる直腸がんに対し、一部の症例では人工肛門を回避できる術式を採用するなど、術後のQOL(生活の質)の維持・向上となる手術に努めてきた。
日高医師は、「前任地は300超の大腸がん手術症例のうち90%以上を腹腔鏡手術で行う施設でした。その経験を生かして、当院でも大腸がんに対する腹腔鏡手術を進めていきたいと思っています」と抱負を語った。
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