ほかほかの炊き込みご飯をほおばる児童ら
大島小学校（大島／塚田一校長）６年３組の児童32人が２月20日、保護者や地域の人を招いて学習発表参観を行った。
同校の６年生はこの一年間、「咲き誇れ大島の花 地元の魅力 再発見！」をテーマに、地元に詳しい有識者を招いて講演を聴くなど、郷土を掘り下げる総合学習に取り組んできた。
その一環として、昨年11月に、同じ地区内にある老舗の醤油製造・販売会社「井上醤油（株）」を訪れ、同社の井上芳太郎会長の醤油に対するこだわりを聞いた同組の児童は、地元の魅力を地域の人に“伝える”ことを計画。醤油を使って気軽に作れる料理のレシピを考え、さらに同社の製品や、地元の農家から提供された地場野菜を使用した炊き込みご飯を全員で作って、この日参観に訪れた人たちに振る舞った。
同組担任の荒木真人教諭は総合的な学習を振り返り、「地域の魅力やそれを支える人の想いにふれ、育ったまちを“ふるさと”として大切に感じてほしい」と話していた。
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