橋本の夏の風物詩で、相模原市の六大観光行事の一つにもなっている第68回『橋本七夕まつり』が8月2日(金)から4日(日)まで、橋本駅北口周辺の橋本七夕通りなどで開催される。主催は同実行委員会。時間は午後2時から9時(4日のみ8時30分、一部8時)まで。
橋本七夕まつりは、戦後経済の沈滞化の中で商業振興を模索していた橋本商店街の商店主らの間で、「何か一つ目玉となるまつりをつくろう」と話が持ちあがったことに端を発する。
平塚や入間、福生の七夕まつりを視察したメンバーを中心に1952年、第1回を開催。地域一体となった企画で人々を楽しませ、年を追うごとに飾り付けも多彩に。82年には「かながわのまつり50選」にも選ばれた。昨年も延べ約34万3千人の人出で賑わい、揺るぎない地域の一大イベントとなっている。
各ステージで演芸
令和最初の開催となる今年のテーマは「新七夕物語」。まつりを彩るのは、地域の学生や住民らが作った約250本の竹飾り。実行委員会が採取してきた竹に、色とりどりの装飾が施され、歩行者天国となる七夕通りを華やかに埋め尽くす。
七夕通りには、地元の飲食店らによる多数の模擬店もズラリと立ち並ぶ。会場内に設けられた「ひこ星」「おり姫」「くら寿司・サイゼリヤ」「映画館前」「銀河」「駅前」「インナーガーデン」の各ステージでは大道芸やダンス、楽器演奏など様々な演者が自慢のパフォーマンスを披露。各所からイベントを盛り上げる。
2日の午後3時からメインの「ひこ星ステージ」で開会式セレモニー。相模原少年鼓笛隊のパレードを皮切りに、地元高校のダンス部やオペラ歌手の倉原佳子さんらがステージに上がる。5時からの開会式後、6時からはよさこいステージ。3日・4日にも市内で活動する各団体・個人が多数出演する。3日間、会場内ではミウルグッズの販売も。
自転車イベントも
今年は3日間通じて、イオン橋本店横の杜のこみちで実行委と商店街が共催して「オリパラロードレース応援記念イベントin七夕」と銘打った自転車イベントも初開催。「オリンピッククイズラリー」や「バーチャル自転車レース体験ゾーン」、「親子でチャレンジ!自転車補助輪はずし教室」と、自転車に親しめるコンテンツが用意されている。午後2時から8時(4日のみ7時)まで。
ミウィ橋本5階インナーガーデンでは2日5時から「七夕浴衣ステージ」を開催。6時50分からはYUKATAファッションショーが開かれる。
アリオでムーンウォーク
アリオ橋本の特設ステージでは、3日の午後3時から4時45分まで七夕関連イベントとして「SAGAMIHARA ARTIST審査会」を開催。ダンスや大道芸、マジックなど、ジャンルやプロアマを問わず、相模原を発信するアーティストを探す。また5時からは、中央区淵野辺で始まり観客を魅了してきた「ムーンウォーク世界大会」が、6回目にして橋本に初上陸。出場者がマイケル・ジャクソンの曲に合わせて巧みなパフォーマンスを競い合う。そのほか、高校生ダンス部やゲストダンサーらによるパフォーマンスタイムも。いずれも観覧無料。
橋本図書館では3日3時から「七夕おはなし会」、ソレイユさがみでは3日・4日(2時〜6時30分)青山学院大学相模原祭実行委員会による工作コーナー。映画館(MOVIX橋本)駐車場2階は3日、4日(2時〜7時)と「お祭り広場」になり、その近くの路上では、橋本出身のオートバイレーサー「コヤマックス」こと小山知良選手による恒例の交通安全教室(3日・4日、2時〜7時)も実施。スタンプを集めると記念品がもらえる「七夕スタンプラリー」も3日間を通じて開催される。そのほかにも、会場内の各所で、様々な企画が催される。
3日・4日は、10月11日(金)に南区で行われる大相撲相模原場所のチケット販売(アリオ橋本)や自衛隊ブースの出店なども。
交通規制に注意
1日の3時から8時と、開催期間中の1時から9時30分の間は会場周辺で交通規制があるので注意を。まつりの問合せは市コールセンター【電話】042・770・7777へ。
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