鉄道模型の市民サークル「相模原鉄道模型クラブ」(高田哲哉代表)は10月22日(火・祝)と12月15日(日)、本格的な鉄道模型(Nゲージ)とジオラマを使った「運転操作体験会」をサン・エールさがみはらで開催する。一般市民を対象にして公開する初めての体験会。同会は「運転体験も出来るので、少しでも多くの人にNゲージの醍醐味を感じて頂ければ」と話す。
相模原鉄道模型クラブは、高田代表が中心となり2018年1月に立ち上げた市民サークル。SNSを中心にメンバーを募り、現在は市内のみならず、関東近隣から集まった20代〜60代の男女40人の鉄道好きが在籍する。活動は、市内を中心に年に3〜5回程度、公民館などの公共施設を使用して会員同士の運転会を実施してきた。高田代表は「個人宅だと電車の種類やスペースは限られるが、大きな会場でレールを持ち寄り、繋げて運転するような形式だと様々な組み合わせがあり、夢が広がる」と話す。
さらに同クラブは今夏、3万人が来場者した東京ビッグサイトの「国際鉄道模型コンベンション」(同実行委員会主催)にもNゲージと併せて、高田代表が創作したジオラマを出展した。来場者からの評判も上々で、その後10人近くが新たにメンバーに加盟したことから今回、「Nゲージの素晴らしさを地元の方にも一人でも多く知って欲しい」と、一般者を対象に運転操作体験会を初めて開催することとした。
サン・エールで2回開催
体験会の一般公開は10月22日、12月15日とも午後1時から2時の1時間、サン・エールさがみはら2階第一研修室で開催する。予約の必要はなく、人数次第で公開時間も延長する。22日の体験会には同クラブのメンバー10数人がそれぞれ鉄道やレールを持ち寄り、当日にレールコースを決め、会場を作り上げていく。また、東京ビッグサイトに出展したジオラマも展示される。このジオラマは、”天空の駅”として人気を集めた島根県の宇都井駅の情景を取り込んだオリジナルジ作品。同駅のあるJR三江線は昨年4月に廃線となっている。持ち運びしやすいよう10個のパーツに分かれており、組み立て後は180cm×120cmもの大きさとなる。高田代表は「会場は広く、最高時速30Kmを超える迫力あるNゲージが体感できるので、子どもから大人まで楽しめます」と来場を呼び掛ける。
詳細などは、相模原鉄道模型クラブのホームページ(https://sagamier.com/1785/)を参照して、そこからメールで問合せを。
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