神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら緑区版 公開:2019年10月31日 エリアトップへ

東京五輪に向け、ネパールオリンピック委員会から選手のトレーナーを依頼された 岡川 智行さん 東橋本在住 39歳

公開:2019年10月31日

  • X
  • LINE
  • hatena

スポーツ愛で人脈広げる

 ○…2020年東京五輪に向け、ネパール選手のメディカルサポートとフィジカルトレーニングを任された。「開催地が東京に決まった時から、何かに携わりたかった」。SNSなどを活用して人脈を広げ、自分を売り込んだ。そして、ネパール人空手道選手のパーソナルトレーニングを請け負った縁から、今年7月に代表選手らのトレーナーとして声がかかった。

 ○…栃木県宇都宮市出身。幼い頃からスポーツはするのも観るのも好きだった。小学校でサッカー、中学ではバスケットボールに熱中。一方で、副会長を2期務めるなど生徒会活動にも勤しんだ中学時代を振り返り、「自分で言うのもなんだけど、優等生だった」とおどけてみせる。高校では「ずっとしたかった」ボクシングに打ち込み、推薦で帝京大学へ。親が体調を崩し中退を選ぶも、そこからプロを目指し日本A級ライセンスも取得した。

 ○…リングに立つ中で体のことに関心を持ち、ボクシングと並行して八王子の専門学校で鍼灸を学ぶ。やがて「上には上がいる」と限界を知るとグローブを吊るし、数年の下積みを経て2008年、独立し東橋本で岡川鍼灸院を開院。一橋大や津田塾大などでのトレーニング指導、トップアスリートのケアなどに出向くほか、院では体の不調に悩む地域の人に対し日々施術を行っている。

 ○…「純粋に楽しむにしても、結果にこだわるにしても、スポーツはすばらしい文化」。愛するスポーツを通じての、子どもとアスリートの交流を望む。「言葉が通じない外国の人とふれあうのにはスポーツは手っ取り早い。一緒に楽しめば英語教育にもつながる」。自身が培った人脈で外国人のアスリートを教育現場に招き、ふれあいの場を創出するような取り組みにも意欲を見せている。

さがみはら緑区版の人物風土記最新6

内藤 博洋さん

全国大会へ出場する軟式野球チーム相陽クラブを立ち上げ監督を務める

内藤 博洋さん

中央区在住 42歳

11月21日

山本 宏義さん

「図書館と市民をつなぐ会・相模原」の代表を務める

山本 宏義さん

南区在住 81歳

11月14日

大浜 直樹さん

第8回つくい湖湖上祭(11月17日開催)の実行委員長を務める

大浜 直樹さん

上野原市在住 41歳

11月7日

川上 宏さん

さがみはら市民健康づくり会議の会長として啓発活動に取り組む

川上 宏さん

緑区在住 70歳

10月31日

高柳 眞木子さん

子育て支援団体「みらい子育てネットさがみはら連絡協議会」の会長を務める

高柳 眞木子さん

南区在住 56歳

10月24日

原田 明莉さん

空手の世界大会、空手1シリーズAで5位入賞を果たした

原田 明莉さん

緑区在住 21歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook