さがみはら緑区 社会
公開日：2019.11.07
道志みち復旧、国が代行
「非常災害」指定受け
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境沢橋付近（青野原）＝市提供
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湯口沢橋付近（青根）＝市提供
国土交通省は10月29日、大規模災害復興法に基づき台風19号による災害を「非常災害」に指定したことを受け、国道４１３号の復旧作業の権限を代行すると発表した。
国道４１３号は相模原市から山梨県道志村方面へ抜ける主要道路。青山交差点以西は道志みちと呼ばれ親しまれている。
先日の台風19号の影響による山からの土砂崩れにより、青山交差点と両国橋交差点の中間辺りの位置にある路面が２カ所崩落した。
同国道が神奈川県と山梨県を結ぶ広域なネットワークを形成する重要路線（県指定の緊急輸送道路）であることに加え、２０２０年東京五輪では自転車ロードレース競技のコースになっていることから市は、権限代行による早期復旧を国に要望していた。
同国道の市内の管理権限は通常、政令指定都市である相模原市にある。昨年の台風24号による土砂崩れは市が対応した。
今回の権限代行の対象箇所は境沢橋付近から湯口沢橋付近までの約１・３Km。市道路計画課は「国の優れたノウハウをもって施工していく。今後は国と調整を図りながらできるだけ早期開通を目指す」と話している。
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