殺傷事件が起きた千木良の障害者施設「津久井やまゆり園」の新築・改修工事説明会が1月12日、千木良公民館で近隣住民を対象に行われた。
説明会には26人が参加。工事の概要や配置、今後のスケジュール、作業車両の通行経路、交通安全や騒音・振動への対策などが説明された。
県によると、1月下旬から準備工事を開始し、2021年4月の完成を目指す。利用者の入所は同年度から順次開始。事件を風化させないため、命を奪われた利用者への鎮魂のモニュメントを敷地の入口付近に整備する予定という。
参加者からは月命日に設置している献花台の工期中の扱いや地域交流、防犯上の工夫などについて質問があった。地域活性につながる運営を、との声に対しては県は来年度以降に検討会を行う考えがあることを示した。
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