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脳卒中センター開設 相模原協同病院
相模原協同病院脳神経外科は、新病院移転により『脳卒中センター』へ名称が変更となり、新しい診療体制となった。同センターは、脳卒中に対する治療を一刻も早く行う施設。脳血管外科・脳血管内治療科・脳脊髄外科・脳神経内科の各専門領域の医師により構成され、24時間365日専門の医師が常駐して、急性期脳卒中に対する診療が可能となった。
脳卒中とは、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの疾患が主。特に脳梗塞は治療が飛躍的に進歩し、早く治療を行えば治る可能性がある時代になった。「発症直後ならば詰まった所を溶かす薬や、詰まった血栓を直接取り除く治療が行える可能性があり、治療開始・再開通までの時間が勝負となる」と同院は話す。
脳出血やくも膜下出血も常に手術ができる体制を整備。くも膜下出血の原因となる破裂脳動脈瘤は、開頭術とカテーテル手術が可能で、どちらの治療が最適か判断して治療。外科的治療のみでなく、専門的な内科的治療から急性期リハビリテーションまで一貫して行える体制が整い、脳卒中専門の集中治療室SCUを6床整備する。また、通常の施設では治療困難な高難度脳動脈瘤も、開頭術・血管内手術を併せたハイブリッド手術(ハイブリッド手術室完備)が可能で、高難度バイパス術を併用した開頭術も行う。「脳動静脈奇形、もやもや病、頭部外傷、水頭症、顔面痙攣、三叉神経痛、てんかん、脊椎・脊髄疾患など多岐にわたり、必要に応じて外科手術を行う」と話す。
同院によると、相模原はこれまで脳疾患に専門的に対応できる施設が少なく、治療できる機会を逃したり、治療開始までの時間が遅くなっていた可能性があるという。「脳卒中センター新規開設によりこのような状況を少しでも改善し、地域の皆様へ常に最善な高度脳卒中医療を提供したい」と話した。
取材協力■神奈川厚生連・相模原協同病院【電話】042・761・6020
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