東日本大震災の発生から10年の節目を迎えるのを前に中央区田名在住の写真家・江成常夫さんが2月16日、自身の写真集2作品を市に寄贈した。
寄贈されたのは『After the TSUNAMI 東日本大震災』(2019年・冬青社)と『山河風光 相模川の四季』(1998年・相模経済新聞社)の各30冊。特に東日本大震災の写真集は、2011年の発生から19年までの7年間に撮影された被災地の写真約150点が収められており、甚大な被害状況や復興への取り組みを知ることができる。
江成さんは「記録性に優れた写真作品で、震災を風化させることなく後世の市民に伝えるとともに、被災して亡くなられた方の鎮魂を願って寄贈する」と話し、鈴木英之教育長に目録を手渡した。鈴木教育長は「貴重な写真集を頂き大変感謝している。図書館での企画展などを通じて広く市民に見てもらえるよう活用させていただく」と謝辞を述べた。
写真集は市内の各図書館のほか公民館図書室に収蔵される予定。
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