牧野で林業を営む高橋正二さん((株)高橋林業社長)は6月8日、相模原市役所を訪れ、自著である『全部、山が教えてくれた〜林業のこれから〜』340冊を相模原市に寄贈した。これらの本は、市内の小学校・中学校・義務教育学校及び市内図書館において活用される。
今回の寄贈は、高橋さんが市内の児童・生徒などが、林業について理解を深める機会を提供したいとの思いから申し出たもの。8日の寄贈式の席で、高橋社長は「林業を営む実体験から今回の本を作成させていただいた。自然の大切さ、林業の大切さを伝えられたら」と挨拶。寄贈を受けた鈴木英之教育長は「読みやすくまとめられた本で、林業を知るにはとても良い本。教育現場等に活用させていただきたい」とお礼を延べた。
高橋さんは寄贈式後、市役所近くの中央中学校を訪問。生徒たちに直に本を寄贈し、森や林業の大切さを説明した。話を聞いた同校の横山瞳さんは、「林業は同じ市内だがなかなか触れる機会が少ない職業だと思うので、今回のこうした機会に感謝し、市内の小中学校みんなで学びたい」と話した。
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