津久井養護学校で8月30日、古くから伝わる民謡踊り「相模湖音頭」を次世代に引き継ごうと、踊りを撮影したレクチャー動画を作成した。
同音頭は長らく「相模湖音頭保存会」が地域行事などで披露していたが、昨年高齢化などを理由に解散。これを聞いた同校の教諭らは、「学校で生徒たちに継承していけないか」と提案。同会協力のもと7月に初めて元会員が同校教諭向けに練習会を行っていた。
当日は、踊りの指導受けた教諭や地元住民など約20人が参加。自主練を重ね、完璧に習得した踊りを動画に収めた。同校では2学期以降、音楽の授業の一環として地域の伝統文化を学ぶ中で、今回撮影した動画を活用し、順次生徒たちに踊りを教えていくという。
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