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さがみはら緑区 ピックアップ(PR)

公開日:2022.03.10

シリーズ〜新ゆりドクター通信〜
コロナ禍でもがん検診を
三成会 新百合ヶ丘総合病院

  • 呼吸器内科赤司 俊介 医長

 コロナ禍で家にこもっている方も多いことでしょう。しかし、それを理由にがんを見逃すことはいけません。

 日本肺癌学会の調査によると、2020年1月から10月の全国118病院での肺がんの診断件数は、19年の19878例に対し20年は18562例と、6・6%減少したそうです。学会の発表によると、手術症例も6・0%減少し、薬物療法の症例の減少も8・6%ありました。特に、コロナ患者を多く受け入れた病院で減っています。

 肺がん患者が減っているわけではなく、発見が遅れている可能性があるということです。他のがんでも、同様の報告があります。肺がんは早期発見、早期治療が非常に重要です。がん検診を毎年受け、異常を指摘された際は感染対策をしながら、必ず速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

新百合ヶ丘総合病院

川崎市麻生区古沢都古255

TEL:044-322-9991

http://www.shinyuri-hospital.com/

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