相模原市は3月22日から市役所本庁舎本館1階ロビーに津久井産材で作られた受付カウンターを設置している。
使用されている木材は佐野川で原木を切り出し、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の選手村ビレッジプラザに提供したもの。大会終了後に返却され大会のレガシーとして再利用している。2月に第1弾として、「木製ソファ」を市役所本庁舎や緑・南区役所、津久井地区をはじめとする各地区のまちづくりセンターなど計21箇所に設置した。今回の企画は第2弾となる。
カウンターの大きさは幅3m40cm、奥行83cm、高さ1m4cm。「SAGAMIHARA」の文字が彫られ、オリンピックのレガシーを証明する焼印が押されている。また、「CARBON STOCK FURNITURE(カーボンストックファニチャー)」という木材が吸引した二酸化炭素の量が分かるという技術も用いられており、数値を確認することができる。
木材を提供した上岩生産森林組合の田村政志副組合長は、「津久井木材がこうやって再利用されていくのは嬉しい。どんどん続けて魅力を伝えていってほしい」と笑顔で語る。市森林政策課は、「カウンターや第1弾で作られた木製ソファなどを皆さんに見ていただき、市内に豊かな木材がたくさんあるという事を知っていただきたい。そして次の世代に引き継いでいってくれたら」と話した。
「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
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