デジタル技術を活用し地域の魅力発信にチャレンジしている商店街を表彰する「全国商店街DXアワード」のオンライン表彰式が4月14日に行われ、橋本商店街協同組合(古橋 裕一理事長)が一般投票で1位となった商店街に贈られる「オーディエンス賞」を受賞した。
「全国商店街DXアワード」とは、ソーシャルネットワークサービスなどを活用して情報発信に取り組む全国の商店街を表彰する企画。橋本商店街協同組合は「オーディエンス賞」を受賞した。この賞はホームページ上で行われた一般投票で、エントリーした24団体の中で一番多く票数を獲得した商店街に贈られるもの。
同組合は、1月11日から31日まで情報発信アプリ「橋本アプリ」上でスタンプラリーとガラポン「新春!アプリdeスタンプラリー!」を実施。非接触かつ密を防ぎながらイベントを行った。景品総額は200万円。商店街加盟店で使える商品券だけでなく、人気レジャー施設のチケットも景品となった。
地域の協力で逆転
3月9日から一般投票が行われ、その5日後の中間発表では2位。直後から同組合の魅力などをSNSで発信するものの、次の中間発表では3位に転落してしまった。巻き返しを図るために各加盟店の顧客へ協力を呼びかけ、その結果最終発表では1位に輝いた。
これまで同組合では、橋本アプリで加盟店舗の情報発信などを率先して行ってきたが、アプリ主体のイベントは今回が初めて。村上由香里副理事長は、「2年前から構想は出ていたが、なかなか実現することが出来なかった。そんな中商店街全体のイベント案を練ってきた。評価されて嬉しい」と話し、「最後の追い上げなど、地域の皆さんとの関係を築き上げることが出来ていたからできたこと。今後も地域のためのイベントを考えたい」と笑顔で話した。
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