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『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その17 腰痛への対処法
急に腰が痛くなった場合、皆さんはどうされていますか?痛みがひどくならないよう、なるべく安静にしている方も多くいらっしゃるかもしれません。しかし、腰痛に対して安静は逆効果になる可能性があります。
本邦で作成された腰痛ガイドライン(2019年改訂版)において、急性腰痛では安静にするより活動性を維持することを推奨しています。これは、腰痛で安静にしても痛みの軽減に対しより良い効果は得られなかったという過去の研究結果に基づいています。米国内科学会のガイドラインでも腰痛患者に対して活動性を維持するよう推奨されています。
腰が痛くて安静にしていると身体の機能が弱り、逆に痛みが悪化したり長引く可能性もあります。そのため腰が痛くてもなるべく普段通りに生活することをおすすめします。
ただし、骨折や足の神経痛を伴う腰痛では無理して動くことで症状が悪化する可能性もあり、ひどい痛みが出たら、まずは専門医にきちんと診察してもらうと良いでしょう。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については8月25日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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こどもタウンニュースさがみはら版3月6日 |
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