今回は、福祉の現場で働く人を紹介し、仕事やその人自身の魅力を伝えます。
小規模多機能ホームななかまど 杉谷 彩香さん
介護福祉士として、緑区二本松で働く杉谷さんは、いつも大きなカバンを持ち歩いているそうです。「利用者さんを楽しませる秘密道具が入っているんです!」
エンジニアから福祉へ
元々エンジニアとして勤めていた杉谷さんは、会社のボランティア活動として、福祉施設に行く機会があったそうです。「実は、学生時代の恩師に『あなたは機械より、人に携わる仕事が向いている』と言われたことを思い出して、思い切って福祉の仕事に転職してみたんです。」と話されました。「入職前は、介護の知識はありませんでしたが、利用者さんからは『花嫁修業してあげる』と、可愛がっていただきました。自分が学びを続けてきたというより、利用者さんに育ててもらったのかもしれません。」
スーパーマンになる職場
「ななかまどで行っている『手作り市』は、手芸が得意な職員や利用者さんが中心となって活動できるよう、私が企画しました。私の特技は、人の特技を集めることなのかも!」と笑顔で語る杉谷さん。「大変だなと感じる時もあるけれど、必ずフォローをしてくれる他の職員がいます。得意なことを活かしながら、困ったときは助け合う。職員それぞれ『スーパーマン』のような存在です。」
太陽の下で待ち合わせ
1月12日(木)、施設内の駐車場では、「かまどカフェ」が開催されていました。「ボランティアとして他の職員やOBと立ち上げたんです。住民の方からは、かまどカフェで偶然知り合いに再会できたという話も伺いました。ここを待ち合わせ場所にしてくれたら嬉しいなぁ。」と、今後の抱負を語られました。この日来訪された地域の方からは、「おしゃべりが楽しい。また次回もきたいな!」と、かまどカフェのファンになった様子でした。
[かまどカフェ開催日]
毎月第二木曜日
ななかまど敷地内
※天候等により、日程が変更になる場合があります。
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(問)市社協総務課
【電話】042・730・3888
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