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さがみはら緑区 教育

公開日:2023.03.09

大島小
ペンキ塗りで恩返し
「たくさん遊んでほしい」

  • タイヤの遊具にペンキを塗っていく児童

 大島小学校(川上孝生校長)の6年生が2月27、28日に校庭の遊具、正門などのペンキ塗りを行った。

 6年生は昨年9月から、総合学習の時間を使って「卒業を前に6年間過ごしてきた学校のために何かできないか」を考えてきた。学校探検を行い、遊具や正門の塗装が剥がれているのを課題に捉え、「正門や遊具をきれいにして、さらに新しい遊具を作り新1年生を迎えよう」と計画を進めてきた。

 作業の当日は児童がペンキ塗りに挑戦。正門、朝礼台、鉄棒、U字構のベンチなどをローラーとはけを使い、次々と塗っていった。新しく設置したタイヤの遊具は白で下地を作り、赤、青、黄などカラフルな色に仕上げていった。総合学習の遊具チームで実行委員を務める菱山聖太さんは「思った通りに色が塗れてよかった。ぜひ外でたくさん遊んでほしい」と話すと、同じく委員の足立健太さんは「みんなが自主的に動いてくれた。今までボロボロだったので、きれいに仕上がって良かった」と話した。

 今回の計画には、飯塚塗研株式会社、株式会社フジミ、株式会社協立設備の3社がペンキ提供や作業支援など、無償で協力した。当日、現場でペンキ塗りに協力した飯塚塗研の飯塚侑さんは「子どもたちが自由に考え取り組むのはとても良いこと。そのお手伝いができればと快諾した。うまくできあがったと思います」と感想を話した。

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