相模原市を中心に近隣都県をクラシックカーが周遊するイベント「Route di SAGAMIHARA(ルートディ相模原)〜2nd トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・相模原ステージ」が4月8日(土)、9日(日)に開催される。主催は一般社団法人相模原道志川観光推進連合会。
同大会は22年の歴史を誇る北海道ラリーの相模原シリーズ。2021年11月に初開催され、今回が2回目となる。前回は主に相模原市を中心に周遊したが、今大会では、相模原市のほかに愛川町、東京都八王子市、山梨県上野原市、都留市、大月市、富士吉田市を巡る1都2県にまたがる広域観光イベントとして開催される。
ゴール会場でイベント
ラリーのルールは事前に決められたコースを交通規制に従ってゴールを目指すというもの。時間の正確性、走行ルートの正確性を競う。参加するのは約25台のクラシックカー。基本的に1989年までに生産された乗用車が出場資格を持つ。
初日のコースは、アリオ橋本をスタートし、市役所さくら通り、高田橋、内陸工業団地、半原、津久井地区、相模湖地区、藤野地区などを通りゴールは富士急ハイランド。2日目は富士吉田地区、青根地区、高尾山口IC前を通りゴールの相模湖公園を目指す。
スタート地点のアリオ駐車場は午前8時から入場でき、9時30分から開会式が行われる。一般の見学も可能。レースは9時45分開始で、そこから1台ずつスタートする。9日のゴール地点となる相模湖公園では、午前11時から午後4時まで、イベントを開催。ハンドメイド体験や飲食ブースなどが出店し、バンド演奏などを楽しむことができるほか、レース後(ゴールは午後1時45分頃を予定)のクラシックカーを見学することもできる。
同会では、「子どもの時に憧れた車や約100年前のクラシックカーなどが集まり、市内を周遊する。受け継がれてきた芸術的にも、歴史的にも価値あるクラシックカーをぜひご覧ください」と話す。
きっかけは台風被害
同会代表理事の野呂正人さんは、青野原でキャンプ場を運営している。19年の東日本台風で道志川流域の施設が被害を受けると、野呂さんが代表となり復旧支援要望の活動を行った。その中でキャンプ場の復興だけでなく、緑区の観光資源をより知ってもらい、次世代へ受け継がなければならないと同会を設立。野呂さんは前職でレーシングカーの開発に携わっていたこともあり、今大会の開催に至った。同会では「多くの方に車の文化価値、魅力を知っていただき、緑区の観光資源を再発見するきっかけになれば」と話す。イベントの詳細は同会のHP(https://visitsagamihara.jp/)で確認できる。
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