次期衆院選へ向け、共産党県委員会は6月12日、神奈川14区に新人の中村圭氏(42)を擁立すると発表した。
中村氏は、1980年大和市生まれ。青山学院大学卒。システムエンジニアとして16年間勤めたのち、19年から日本共産党の専従職員、現在は党県役員を務める。今年4月の相模原市議選では、緑区から立候補して落選した。
本紙の取材に対して、中村氏は「5月下旬に共産党の北部地区委員会から打診を受けた。私としても地方自治体の政治を変えたいと市議選に出馬し落選したが、その大元である国を変えたいと思った」と経緯を話す。さらに、「物価や光熱費が上がり、市民からは悲鳴に近い声が届いている。これだけ物価が上がっていて、この先どうするんだという思いがある。今の岸田政権に任せていたら未来はない。一人一人が自分らしく生きる権利を壊されている。生活と権利を諦めない、守っていく、そして向上させていく政治を目指したい」と話した。
なお、昨年の公職選挙法の一部改正に伴い、次の衆院選から、相模原市緑区と中央区、愛川町、清川村は第14区となる。同区からは現職で自由民主党の赤間二郎氏(55)、元県議で立憲民主党の長友克洋氏(52)が立候補を予定している。※6月19日起稿
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