LCA国際学園(橋本台)で9月11日、ダンスユニット・シャリマーによるミニコンサートが行われた。同学園では子どもたちに「本物の芸術を見てもらいたい」と、ミニコンサートを定期的に開催しており、今回は相模原の芸術文化の発展を掲げるシャリマーを招いて、バレエについて造詣を深めた。
当日は小学校の低学年、高学年の2部に分けて開催。プリスクールの園児も見学した午後は、約150人が参加した。メンバーが子どもたちに、バレエの歴史や衣装について説明。歌や台詞のないバレエの舞台で、物語を伝えるために体や表情で表現する「マイム」についての解説も行われ、子どもたちは感心した様子で耳を傾けた。その後、バレエの名作「ドン・キホーテ」の一場面も披露された。
「とてもきれい」
終盤には質問タイムが設けられた。児童から「バレリーナの人は体型を保つためにどんなものを食べていますか」と聞かれると、メンバーは「バレリーナは踊るのでご飯はしっかり食べます。ただ白米を玄米にしたり、野菜を多めに食べたりしています」などと児童の疑問に答えた。鑑賞を終えた男子児童は「初めてバレエを見たけどなめらかな動きで、体が柔らかくてとてもきれいだった」などと感想を話した。
コンサートを振り返りメンバーの山田琴音さんは、「子どもたちは正直で素直なので反応がとても面白かった。普通の舞台ではその場で生の声を聞く事は無いので、子どもたちの声を聞くことで、こちらが伝えたい以上のものが返ってきて新鮮だった」と話した。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|