橋本商店街協同組合の理事長に就任した 羽田野 龍丈(はだの りゅうじょう)さん 中央区在住 47歳
顔の見える商店街に
○...6月28日の総会で前理事長の推薦を受け満場一致で理事長に。「顔の見える商店街」を目指して、理事中心になっている活動に多くの店の参画を望む。「商店街に入っているのに知らないという店もあった。顔が見えれば横のつながりも生まれ良くなっていく」と強調する。早速、会員を示すための店頭ステッカーの作成に着手。「年内にはできますよ」。スピード感も抜群だ。
○...8年前に橋本商店街に加盟。すぐに理事として「まちゼミ」の開催に尽力した。今では商店街の恒例イベントの一つだが、当初はうまくいかず回を重ね軌道に乗せていった。「商店街の役割は送客で、まちゼミには大いに可能性がある。会員の勧誘にも使える」とその魅力を説く。鉄道会社を取り込むなど革新的に取り組んでおり全国からも注目を集めている。
○...中央区の田名出身。日大三中・高では柔道部で汗を流した。当時通っていた淵野辺の接骨院の院長と出会ったのがきっかけで、その後同じ道に進むように。30代前半ではしもと接骨院を開業した。一方で、高野山大学に進み父の実家である大分県の寺を継ぎ住職に。一時期は院長と住職を同時に務め「大変だった」と振り返る。限界集落となり寺は存続が難しくなり吸収合併へ。現在は接骨院に専念する。
○...就任直後に会員に向け発表した目標は、150店の会員を300店に増やすこと。「最初に言えばあとはやるだけ」ときっぱり。好きな言葉は「有言実行」で「やってできないことはない」と言い聞かせる。「最終的には橋本の店舗がみんな商店街に入って、橋本のまちづくりをやっていきたい。橋本はリニアが停まり変わっていく。商店も住民も『橋本に来てよかった』と思える活動をしたい」
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