相模原市緑区、愛川町、清川村の中山間地域の観光振興を軸に地域の活性化を目指すSMAK共創型地域振興協議会(八木泰子会長)が10月14日、EV車で中山間地域を巡る「小型EVで行くカーボンニュートラルな旅」と題した日帰りの体験ツアーを開催した。
当日は市内外から5組8人が参加。参加者はサンエールで小型EV車に乗り込むと、津久井湖城山公園水の苑地、三井大橋などを経てさがみこベリーガーデンへ。到着した参加者は、同ガーデンの特徴でもあるソーラーシェアリングの仕組みの説明を受け、施設を見学した。さらに、会場では猟師の革屋とこはむの竹内陶子さんによる鹿革を使ったキーホルダー作成、ガーデンで採れたブルーベリーを使ったスムージー作りを体験。参加した小学5年の男児は「革製品を作るのは難しかった。スムージーはドロッとしてたけど、甘くておいしかった」と感想を話した。その後、参加者は再度EV車に乗り緑区役所で解散した。
体験ツアーを主催したSMAKは、中山間地域を拠点に活動する10の事業者が加盟してさまざまな事業を展開している。八木会長は「参加者の皆さんは『相模原にこんなところがあったんだ』と喜んでくれていた。日本の中山間地域は世界の他の国と比べて豊かで、アピールできる魅力もまだまだたくさんある。会としては地域のブランディングや下の世代を育てていきたい。東京や横浜方面の地域とも連携を深めてこの地域を盛り上げていけたら」と話した。
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