相模原市立博物館(中央区高根)はこのほど、開館30周年にあたる2025年にプラネタリウムをリニューアルし、世界初のハイブリッドシステムを導入すると発表した。来年3月の市議会定例会議に本契約の議案を提出する。契約予定金額は約5億円。25年1月に着工し、同年7月にリニューアルオープンする計画。
導入するのは世界初のハイブリッドシステム。光学式プラネタリウムでは10・3億個の恒星像で美しい星空を再現。全天周デジタル式映像投影機器には高精細な8Kでの投影が可能なプロジェクターを採用し、朝夕に染まる空や雲の反射、月明かりをリアルに再現することができるという。
小学校の授業で使用されるケースが多いため、学習指導要領に即したプログラムを装填。星空の下のスクリーンには市内69小学校と2義務教育学校の風景と星空が再現できるようになる。
さらに、JAXA宇宙科学研究所との連携を一層強化するコンテンツの提供、旧投影機の展示、プラネタリウムの歴史や仕組みが分かる講座の開催などを計画している。
佐々木春美館長は「JAXA宇宙科学研究所との連携なども重視しながら、『宇宙を身近に感じられるまち さがみはら』にふさわしい、ワクワクする施設にしたいと思っている」と話した。
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