市はこのほど、地域で利用できる交通移動手段やその利用方法をまとめた「さがみはら移動支援ブック」を発行、まちづくりセンターや出張所での配布を開始した。
昨今、人口の減少や少子化、交通事業者の運転手不足などにより、地域の移動困難者の増加が問題となっている。市は今ある身近な移動手段を上手に使ってもらおうと、約1年ほどかけて同冊子を作成した。
内容は【1】「コミュニティ交通」について知りたい方【2】「移動手段の導入」を考えている方【3】「津久井地域で利用可能な移動手段」について知りたい方【4】路線バスやタクシーの「利用方法」について知りたい方、の4つのテーマで構成。従来の公共交通機関だけでなく、コミュニティバス、乗合タクシー、介護予防事業送迎けんこう号などの利用方法や導入するための条件などが、写真や図入りで分かりやすく説明されている。
発行部数は2500部。A4版カラーで全16頁。市まちづくり推進部交通政策課の担当者は「地域において新たに移動手段の導入を考える際のポイントや、役立つ情報もまとめています。地域で移動について話し合う際にもぜひご活用ください」と呼び掛けている。なお、同冊子は市のホームページからも閲覧、ダウンロードすることができる。
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