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事業承継 名物店「なくせない」

経済

公開:2024年7月4日

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商工会議所の事業で2023年に作成されたポスター。左上が唐澤さん。右上が章さん、右下が時子さん
商工会議所の事業で2023年に作成されたポスター。左上が唐澤さん。右上が章さん、右下が時子さん

相模大野の焼肉店

 相模原市による事業承継のセミナーが7月24日に開催される(主管:相模原商工会議所/詳細は同会議所ホームページで紹介)。今回はセミナーの開催にちなみ、ある飲食店で進行中の事例を紹介する。

 相模大野の焼肉店「八起」は現在、店舗運営の大部分を唐澤章三さん(42)が担っている。

 唐澤さんは店舗を創業した章さん、時子さん夫婦の長男。八起は「立川談志が好んだ店」「純烈が通った店」などとも知られ、多くのファンに愛され40年以上、営業を続けている。

 名物店とも言われる店を唐澤さんが引き継ぐことを決めたのは5年ほど前。唐澤さんは社会人になってから飲食業に携わることはなく、長くソフト開発などIT系の業務に従事してきた。そのような中、心が大きく動いたのは「なくせない」という思いが強くなっていったから。世の中ではコロナ禍を迎え、飲食店は打撃を受けていた。両親がいつまでこうして元気に店舗の切り盛りをできるか不安に感じる時間も増えていった。

 「やるなら早くきなよ」。両親は唐澤さんの決意をもちろん歓迎した。今は親子で店頭に立ちながらも、その「大部分」を任されている。「自分が(両親と)同じことができないのはわかっている。ただ、『やればよかった』と後悔はしたくなかった」。開店の準備をするなかで唐澤さんがお馴染みのバンダナを巻くと笑顔を浮かべた。「(時子さんに)似ているってよく言わるようになりました」

7月は「社会を明るくする運動」強調月間です

7月13日 SC相模原のホームゲームで啓発活動を実施(問)相模原市生活福祉課042-851-3170

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/

相模原で30年。

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