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津久井の障害者施設 夏限定で駄菓子屋 地域に「知ってほしい」

社会

公開:2024年7月23日

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昨年の駄菓子屋さんのようす。今年はクリームソーダや綿菓子、自主製品も販売する
昨年の駄菓子屋さんのようす。今年はクリームソーダや綿菓子、自主製品も販売する

 相模原市立津久井障害者地域活動支援センター(中野1004の3)で7月29日(月)〜8月9日(金)まで室内の一角で駄菓子屋をオープンする。

 同センターは現在、15人が利用しており、主に内職作業などにあたっている。駄菓子屋の企画は山口静香所長の発案。「この地域にも昔は駄菓子屋があったが、今は無くなってしまった。駄菓子屋を開けば子どもたちに楽しんでもらえるのではないか。そして、障害福祉の理解が深まるきっかけに」と意図を話す。

 昨年は初開催で、約160人が訪れた。「子どもたちがこの施設に入ることはまずない。ここに来てくれたことがうれしかった」と山口所長。「私もこの施設に勤めるまで、ここが何なのか知らなかった。分からない事は怖さにつながる。ここの利用者さんは一生懸命に仕事をやっている。それを知ってほしかった」と話す。

 実際に利用者のやりがいにもつながっている。昨年は好評だったようで、「普段とは違う利用者さんの表情が見られたし、ひと夏の思い出という感じで楽しんでくれた。今年もみんなが接客をやりたがっている」と声が弾む。「助けてもらう事は多いですが、利用者さんも皆さんの役に立ちたいと思っている。互いに支え合えるのが理想。始めたばかりだけどこれをきっかけに老若男女が集えるような場所になれば」。

 駄菓子屋は期間中の月、火、水、金曜の午前10時〜午後2時。金曜日は午前10時からアニメの上映会も開催。問い合わせは同センター【電話】042・780・0740。

夏限定で駄菓子屋-画像2

「共にささえあい 生きる社会」

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https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html

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