青和学園(榎本泰行校長)の9年(中学3年)生が地域の魅力を知ってもらいたいと青野原のブルーベリー、青根のトマトを使ってシロップを開発。「青野原かき氷ガーデン」と銘打ってさがみこベリーガーデンで8月3日、試食イベントを開催した。
昨年12月にクリスマスイベントを主催した9年生。今回はその延長で、「地域の魅力をもっと知ってほしい」と地域の食材を使ってできることを考えたという。できあがったシロップは「食材そのものの味を生かすことに注力した」と言う生徒の言葉通りに、それぞれの味をしっかり感じられる仕上がりになった。
当日は来場者にかき氷として振舞うと、「さっぱりしておいしい」「どこで売っているの」という声もあるほど好評だった。かき氷を提供した生徒は「おいしそうに食べてくれていて頑張った甲斐があった」と喜んだ。
開発に携わったベリーガーデンの小出竜士さんは「生徒が成長して主体的になっていくのを感じた。そういう気持ちがあればより地域への理解も深まる。これからも一緒にこの地域を盛り上げていけたら」と話した。
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