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橋本小4年生 完成した歌を初披露 「まちの魅力伝えたい」

教育

公開:2024年8月15日

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七夕まつりで完成した歌を披露する児童と一緒に拳を突き上げる来場者
七夕まつりで完成した歌を披露する児童と一緒に拳を突き上げる来場者

 橋本小学校(佐藤美佳校長)の4年生が「このまちの良さを多くの人に伝えたい」という思いで制作した歌『ぼくらのまちOh!』がこのほど完成し、8月2日の橋本七夕まつりで地域に初披露した。児童は完成した歌を元気よく歌い、まつりの来場者に歌でまちの魅力を届けた。

 4年生は総合的な学習の時間で、「自分たちが住む橋本のまちを有名にしたい」「もっと良さを伝えたい」と考え、橋本の歌の制作に取り組んできた。今年5月には、Eテレの教育番組「フックブックロー」に出演していた「けっさくくん」こと歌手の谷本賢一郎(タニケン)さんに協力を依頼。共に橋本のまち探検をするなど、交流を重ね曲作りを進めてきた。

「思い込めた」

 児童は作曲したタニケンさんのアドバイスを受け、1〜4番までの作詞を各クラスで担当。7月にはレコーディングが行われ、その後にタイトルを決定し完成した。できあがった曲は3分弱。歌詞には「あのねの森」「アスレチック」など橋本小の魅力も登場する。

 制作について中村芽衣さんは「歌詞を作る時は、どうしたら橋本の良さを伝えられるのかを考えるのが大変だった」と振り返る。関根櫻紗さんは「橋本のまちが有名になってほしい、まちの良さが伝わるといいなという思いを込めて作った」と話す。

 七夕まつり当日は約30人の児童が熱唱。児童が呼び掛け、サビでは来場者と共に「オー」と元気よく拳を突き上げるパフォーマンスも行った。ステージが終わり釜中和花さんは、「学校やタニケンさんの協力があってできた。みんなの前で歌えて感動した」と話すと、鈴木琴葉さんは「皆さんに歌を知ってもらえて良かった」と笑顔を見せた。

最終目標は紅白

 7月にレコーディングした歌は現在編集中で、今秋にはCDになる予定。児童の最終目標は紅白歌合戦で歌うこと。そのために、2学期は地域のイベントや幼稚園、保育園、福祉施設などを回り歌を広めていくという。

 4年の学年主任を務める根本一樹教諭は、「このまちに住んで良かった、このまちに居て良かったと子どもたちに思ってもらえたらうれしいし、活動が終わった時にみんながそう思えるように展開していきたい」と話した。

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