昨年から2年連続で全日本空手道連盟の強化選手に選抜されている、原田明莉さん(緑区在住・21)が8月下旬、市立北総合体育館で施設実習を行った。
原田さんは国士舘大学の3年生。兄の影響で年長から空手を始め、現在は全日本の強化選手として世界大会に出場するなど活躍中の選手。今回、地域の人と接しながら武道のあり方や地域社会について学ぶ、「地域武道実習」授業の一環で、同館を訪れた。原田さんは6日間にわたり、施設の保守作業や接客、管理業務などを体験したほか、道場を利用する空手団体の選手とも交流。技を決めるコツなどを伝授した。
実習を終え、原田さんは「体育館には細かい作業がたくさんあり、小さな気づかいによって自分たちが気持ち良く施設を利用できていると感じました。学ぶことが多かったです」と述べた。
小松崎淳館長は 「わずかな時間で利用者応対や電話対応をこなし、職員とのコミュニケーションにも優れた能力を発揮していた。空手だけでなく、卒業後の社会人としての活躍も大いに期待しています」と話した。
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