宮ヶ瀬湖周辺地域の回遊性を高めるため、神奈川県は9月1日から鳥居原ふれあいの館(鳥屋1674)に電動キックボードとスポーツ型電動アシスト自転車(E-Bike)のステーション(乗降ポイント)を設置し、マイクロモビリティの実証実験を行っている=写真。
3カ所にステーション
この実証実験は、徒歩では往来しにくい同館、宮ヶ瀬湖畔園地(清川村宮ヶ瀬940の15)、県立あいかわ公園(愛川町半原5423)の3カ所にステーションを設置。電動キックボード10台、E-Bike10台を使用し、拠点間の往来の利便性を上げる。期間は11月30日(土)まで。
利用時間は午前8時から午後5時(最終受付は4時)まで。それぞれ専用のアプリをダウンロードして登録すると利用できる。
電動キックボードは16歳以上が対象で利用料は15分250円。E-Bikeは年齢制限は無いが、身長159〜178cmの人が推奨とされる。利用料は30分300円となる。どちらも自動車運転免許は不要。各ステーションではヘルメットの貸し出しも行っている。
3年計画
県では2022年度から3年計画で宮ヶ瀬湖周辺の回遊性を高める実証実験を行なっている。22年度はAIオンデマンドバス、23年度は直行シャトルバスの運行などを行ってきた。
県土地水資源対策課では「3年掛けてさまざまな実証実験を行い、皆さまの使い勝手やニーズを確認することで、今後の地域交通システムの検討の参考にできれば」と話す。
車両の利用に関する問い合わせは株式会社サンオータス【フリーダイヤル】0120・605・430。
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