神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

津久井商工会女性部 児童と「かんこ焼き」を調理 淵野辺小で出前授業

教育

公開:2024年9月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
できあがったかんこ焼きを手にする児童
できあがったかんこ焼きを手にする児童

 津久井商工会女性部(本多里美部長)は9月19日、淵野辺小学校(中央区)で児童とともに郷土料理の「かんこ焼き」の調理実習を行った。

 当日は、総合的な学習の時間で相模原市の農業や伝統的な農作物についての学習を進めている5年1組の児童が参加。女性部の5人の部員が児童に生地、具材のつくり方などを説明し、焼く、蒸すなどの調理を経て完成させた。この日の具材はあんこと切り干し大根。口にした児童は「味がしみて美味しかった。家でまたつくってみたい」などと話した。

 女性部の本多部長は「昨年は高校で開催したが、小学校での出前授業は初めてだった。安全面に配慮しながら、人手と場所も含めて、いずれは多くの方にかんこ焼きを知ってもらえるように活動していけたら」と話した。

 かんこ焼きは、四季折々の具を小麦粉の皮で包み、焼いて蒸したおやきのような食べ物。津久井地域は昔から山間地で稲作に適さず、小麦や大豆を栽培して主食とする食文化が根付き、傾斜地の畑で麦や豆が作られてきた歴史がある。そのような風土から生まれたかんこ焼きは、江戸時代には主に昼食として食されてきた。農林水産省の農山漁村の郷土料理百選にも選ばれている。

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

童謡・唱歌を歌おう

童謡・唱歌を歌おう

10月5日 杜のホールはしもと

9月26日

集まれ麻高生

集まれ麻高生

11月に大同窓会

9月26日

3大バレエを鑑賞

相模原市民会館

3大バレエを鑑賞

『白鳥の湖』ほか

9月26日

市役所前で献血活動支援

市役所前で献血活動支援

10月3日 宅建相模北支部

9月26日

体験者だからこそ親身に

体験者だからこそ親身に

家族の会「友知草の会」

9月26日

ガザの『今』を伝える

現代美術家上條さん

ガザの『今』を伝える

日庭寺で作品展 9月30日まで

9月25日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook