第8回つくい湖湖上祭(11月17日開催)の実行委員長を務める 大浜 直樹さん 上野原市在住 41歳
愛を胸に「感動をつくる」
○…今年のテーマは「無限の可能性∞〜未来へ繋ぐ想い」。8回目と無限(∞)を掛け合わせた。「津久井の自然やまち、リニアなど可能性ある地域の魅力を未来へつなげたい」と意気込む。今回は初のスポーツイベントを企画。サッカーゴルフ、スラックラインなど、これからのスポーツを体験できる。「津久井から将来の五輪選手が生まれたら」。そんな思いを企画に込める。
○…「実行委員長はやりたくてもできるものではない」と前委員長の打診を快く引き受けた。実行委員会を今年4月に立ち上げ準備は順調に進む。しかし、人事には相当苦労した。「自分には人望がない」と心が折れそうになったが、60人のメンバー一人一人に熱心にお願いするなど、最終的には完璧な布陣が整った。それぞれがアイデアを持ち寄り、「精力的に活動してくれている」と感謝する。
○…藤野で生まれ育ち地元の学校に通った。現在はプラスチックの製造加工会社で主に製造を任されている。地域活動に理解のある会社で、社長の誘いを受け32歳で津久井JCに入会。副理事長を務めるなど仕事と地域活動を両立させてきた。一方で、休みの日は妻、娘とドライブに出掛けるなど家族サービスも忘れない。湖上祭ではステージで愛娘がフラダンスを踊ると言い、「楽しみですね」と笑顔を見せる。
○…「人は心の動く瞬間や感動の分だけ人生が幸せになる」。その言葉の通り、湖上祭では「たくさんの感動をつくりたい」と準備を進める。「祭りを作り上げる姿を子どもたちに見てもらうことが、地域の育成につながる」と話すと、「それが地域を良くすること」と続ける。好きな言葉は「愛」。地域への愛を胸にイベントの成功へ向け奔走する。
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