区内在住でプロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人選手が11月2日、緑区合同庁舎で2度目の防衛戦成功の報告会を行った。市民やファンらを前にさらなる活躍を誓った。
報告会は中谷選手を「ホームタウンアスリート」として認定している相模原市の主催。10月14日に東京・有明アリーナで行われた2度目の防衛戦に6回TKO勝ちしたことを本村賢太郎市長らに報告した。会場には1階ロビーから2階へ続く階段までごった返すほどの市民やファンらが詰めかけた。
中谷選手は「防衛を無事に成功できたのは皆さんの応援のおかげ。ありがとうございます」とあいさつ。ファンから次戦について聞かれると、「決まっていないが、大きな目標としてはパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位を目指している。それにつながるようないいファイトをしたい」と話した。
抽選で選ばれたファンには直筆サインをプレゼントし、一緒に撮影するなど気さくに応じる場面もあった。
報告会終了後には報道陣の取材に応じ、「たくさんの人に集まっていただきいいエネルギーをもらえた。励みになる」と振り返り、注目されている井上尚弥選手との対戦について聞かれると、「期待をすごく感じる。引き続き強さを求めてやっていけば、そこにつながると思う」と前向きな考えを示した。
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