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協働賞 福祉と環境を考えるボランティアグループ 青い鳥 「つなぐ〜福祉と環境を考える活動から被災地支援等の活動へ〜」

社会

公開:2024年12月5日

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福祉と環境を考えるボランティアグループ 青い鳥

 「グループのメンバーだけでなく、衣類を提供してくれた方、買ってくれた方、イベントを告知してくれた方など、関わってくれた全ての方のおかげで受賞できた」と今回の受賞を前川好子代表は振り返る。

 使わなくなった衣類などを提供してもらい、バッグやポーチ、洋服などにアップサイクルして販売。地域で恒例となっている「布ぞうり展」は毎回好評で、多くの人が購入しに訪れる。

 東日本大震災以降は被災地支援のため毎年寄付を行っている。今年の元日に起きた能登半島地震の際は、すぐに販売会を企画し早々に寄付を行った。「やってもやっても、これでいいというのは無いけれど、被災した人たちは大丈夫かなと思うと、何かしなくちゃという気持ちになる」と思いを話す。

 能登半島地震の復興支援の寄付活動は現在も積極的に行っており、12月10日(火)、11日(水)は、午前9時から午後4時(11日は〜3時)まで、チャリティー販売会を相模原市役所のロビーで開催する。前川代表は「能登では豪雨被害もあり、復旧復興が進んでいない。ぜひ、皆さんの気持ちを届けることができれば」と来場を呼び掛ける。

取組概要 使わなくなった衣類等をバッグやポーチ、洋服などにアップサイクルの上で販売し、そこで得た収益を福祉団体や被災地支援に寄付する取り組み。年間60ほどのイベントで販売会を開催し、これまでの寄付総額は1000万円を超える。

評価のポイント 3・11の復興支援を行った経験を生かし、いち早く能登半島地震の復興支援に向けて行動を始めるなど、相模原の善意を受け皿として期待を集める取り組みであり、多くの市民・団体等を力強く巻き込んでいる点は、協働賞にふさわしい。

代表/前川好子代表。2006年設立。社協のアクリルタワシ作りのボランティア活動に参加していたメンバー3人でスタート。東日本大震災のほか、熊本地震、西日本豪雨などの際も寄付を行っている。
代表/前川好子代表。2006年設立。社協のアクリルタワシ作りのボランティア活動に参加していたメンバー3人でスタート。東日本大震災のほか、熊本地震、西日本豪雨などの際も寄付を行っている。
福祉と環境を考えるボランティアグループ 青い鳥-画像3

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