かどやギャラリーでクリスマス作品展を開催している しみずはつよさん 与瀬在住 77歳
『楽しい』に真っすぐ
○…工房には木でつくられた雑貨や自作の絵本が所狭しと並ぶ。イラストレーターとして30年以上活動を続け、現在は絵本作家や木工作家としても活躍する。動物や自然をモチーフにした作品たちに囲まれながら「めっちゃ楽しいの」と茶目っ気たっぷり。「枝を線にそって切ると全然違う形になったり、磨くとかわいくなったり。イメージしただけでワクワクしちゃう」と声を弾ませる。クリスマスの作品づくりも佳境。「作品を通じてクリスマスの雰囲気に浸ってもらえたら」
○…島根県出身。自然豊かな環境で育ち、「自転車で田んぼにドボンしたことがある」と明かす。短大を卒業後、企業へ就職。「会社勤めだけの毎日なんてつまらない」と始めたのがイラストだった。「たまたま描いてみたら楽しくなって」。その『楽しい』は今も続く。幼馴染みに誘われ、初めて絵を担当した作品が「手づくり絵本コンテスト1989」で奨励賞を受賞。以降、数々の公募展で入賞に輝く。今までに手掛けた絵本は合作と単独を合わせると40作品以上に及ぶ。
○…結婚を機に相模原へ。木工を始めたきっかけはご主人。「ある日、突然、電ノコを持って帰ってきてね、それで木を切ってみたら面白くてはまったの」。小さい雑貨や人形からつくり始め、時には大きな看板を手掛けたことも。制作に疲れた時は、コロナ禍に習い始めたウクレレで気分転換。「こっちも一度始めると止まらなくなるからタイマーをかけて」と照れ臭そうに笑う。
○…自らの作品づくりのほか、ボランティアで木工教室を開くなど多忙な日々。それでも「ずっと描いていたい。絵本もも雑貨も、イメージやアイデアがどんどん浮かんでくるの」。少女のような澄んだ瞳で語った。
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「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
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