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かどやギャラリーでクリスマス作品展を開催している しみずはつよさん 与瀬在住 77歳

公開:2024年12月5日

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しみずはつよさん

『楽しい』に真っすぐ

 ○…工房には木でつくられた雑貨や自作の絵本が所狭しと並ぶ。イラストレーターとして30年以上活動を続け、現在は絵本作家や木工作家としても活躍する。動物や自然をモチーフにした作品たちに囲まれながら「めっちゃ楽しいの」と茶目っ気たっぷり。「枝を線にそって切ると全然違う形になったり、磨くとかわいくなったり。イメージしただけでワクワクしちゃう」と声を弾ませる。クリスマスの作品づくりも佳境。「作品を通じてクリスマスの雰囲気に浸ってもらえたら」

 ○…島根県出身。自然豊かな環境で育ち、「自転車で田んぼにドボンしたことがある」と明かす。短大を卒業後、企業へ就職。「会社勤めだけの毎日なんてつまらない」と始めたのがイラストだった。「たまたま描いてみたら楽しくなって」。その『楽しい』は今も続く。幼馴染みに誘われ、初めて絵を担当した作品が「手づくり絵本コンテスト1989」で奨励賞を受賞。以降、数々の公募展で入賞に輝く。今までに手掛けた絵本は合作と単独を合わせると40作品以上に及ぶ。

 ○…結婚を機に相模原へ。木工を始めたきっかけはご主人。「ある日、突然、電ノコを持って帰ってきてね、それで木を切ってみたら面白くてはまったの」。小さい雑貨や人形からつくり始め、時には大きな看板を手掛けたことも。制作に疲れた時は、コロナ禍に習い始めたウクレレで気分転換。「こっちも一度始めると止まらなくなるからタイマーをかけて」と照れ臭そうに笑う。

 ○…自らの作品づくりのほか、ボランティアで木工教室を開くなど多忙な日々。それでも「ずっと描いていたい。絵本もも雑貨も、イメージやアイデアがどんどん浮かんでくるの」。少女のような澄んだ瞳で語った。

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https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html

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