さがみはらSDGsアワードで初の2年連続、2度目の受賞となった橋本小。昨年は家庭から出るプラごみを「HEROのかけら」と称し全校で回収、地域企業の協力を得て再商品化する取り組みが評価された。
今年は児童考案のオリジナル弁当づくり。リニア中央新幹線の新駅ができる橋本に下車してもらうため、「地域の特産品をつくろう」と、相模原産の食材を盛り込んだ弁当づくりを考案。「神奈川県の名物と言えば崎陽軒のシウマイ弁当」という発想で、同社の広報担当者を学校に招き話を聞くなど準備を進めた。
アリオ橋本での販売会でも児童が接客を行い、200食がすぐに完売となった。アワードの表彰式であいさつした鎌田まなみさんは「この賞をいただけてすごくうれしい」と受賞を喜んだ。続けて、「大変だったことはお米を最初から作り、稲刈り、脱穀までしたこと。最終的にお米が少し足りなくなってしまい、先生が少し分けてくれて無事完成することができました。私は崎陽軒さんにお手紙を書いて、授業をしてもらうことができてすごくうれしかったです。ありがとうございます」と感想を述べた。
【了】
取組概要 児童が相模原特産の弁当をつくるのであれば、なにがよいかを調べ・考え、児童の夢の実現に向け、お弁当の容器から中身まで地域の事業者等と連携し「相模原つめこみ弁当」をつくり、児童と一緒に販売を行う取組。
評価のポイント 郷土愛を育む取組で、200食を完売させたという地域経済の視点でも足跡を残すことにつながり、発案した児童、支えた周りの大人たちの体制にも魅力を感じた。今後、児童のアイデアを起点に新たなSDGsの取組が生まれ広がっていくことに期待。
|
<PR>
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
川柳募集12月19日 |
|
|