若柳の日蓮宗・佛光寺で1月9日、新しい一年の安全や平穏を願う「新年祝祷会」が執り行われ、地元企業や地域住民らが参拝した。
同寺では例年、建築現場での無事故や企業の発展への思いを込めて、この時季に祝祷会を実施している。
まず、古橋功順住職のもと若手僧侶3人が経を唱えながら境内で冷水を浴び、身を清めた。その後、本堂で読経を行い、参拝者の業務安全や商売繁盛、心願成就などを祈念。参拝者らは手を合わせ祈りを込めた。
祈祷後、住職は参拝者に対し、「今年の干支の蛇は、今まで着ていたものを脱ぎ捨てて新しい自分に生まれ変わることができる生き物。脱皮には復活、再生の思いも込められています。嫌なものはお寺へ置いていき、良いものはさらに向上するための脱皮とし、新たな未来をつかむ年にしてほしい」と説いた。
また、参拝者代表としてあいさつに立った相陽建設(西橋本)の古橋裕一社長は「今までの固定概念を脱ぎ捨てて初心に返り、頑張っていこうという気持ちが大切。事故のないよう一生懸命頑張りましょう」と新年の意気込みを話した。
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