相模原市を拠点に活動するシニアボランティア団体・理科で遊ぼう会代表の榎本成己さん(77・中沢在住)がこのほど、城山の山野草を一冊にまとめた「相模原市津久井 城山の山野草 その他の生き物 観察ハンドブック」を出版した。
榎本さんは高校の物理教師を長年務め、定年後は75歳まで大学の教壇に立った。以前から山歩きが好きで、時間に余裕ができたことから「城山の登山道で出会う草花や生き物を本にまとめよう」と思いついたという。
昨年4月から12月まで週に1回、必ず城山に足を運び、写真を撮り調査を続けた。「自然保護の観点から、登山道から見える範囲のものだけをまとめた」という榎本さん。
完成した頁には季節ごとに山野草や生き物が分かりやすく説明され、登山ルートや野鳥の聞きなし(鳴き声を人の言葉に置き換えたもの)なども紹介されている。また出版に先立ち、津久井地区の小学校には同書が無料で進呈された。
榎本さんは「城山は自然豊かな山。ぜひ、この本を片手に散策してもらえたら」と話している。
同書は理科で遊ぼう会発行、A5判オールカラー全50頁、1冊500円。有隣堂ミウィ橋本店、伊勢原書店城山店、市立博物館ほかで販売予定。(問)榎本さん【メール】shiroyamaenomoto@dream.com。
読者プレゼント
同書10冊を読者にプレゼント。希望者は葉書に郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・紙面の感想を明記し、〒252―0239 相模原市中央区中央2の6の4 タウンニュース「山野草」係へ。3月29日(土)必着。当選発表は発送をもって。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|